UCバークレー:BGAプログラム
留学先では、正規の学生と同じ数学(代数学、圏論、トポロジー)の授業、留学生向けの英文ライティングの授業、そしてBGA Career Development Coachingという授業を履修しています。特にCareer Developmentのクラスは、将来的に米国で就職あるいは大学院に進学する留学生に向けたキャリア設計の授業でかなり面白く、米国大学院への進学を目指す私にとっては非常に有益です。
やはり世界トップクラスの学生が集まるUCバークレーでの授業はついていくだけでもかなり大変で、正直毎日泣きそうな思いをしています。特に課題の難易度と分量は日本でのものとは比べ物にならないほどです。しかし同時に日々自分の成長が感じられ、神戸大学では絶対に感じることのできない大きな刺激があります。過酷さの反面、得られるものは相当大きいと思います。
フィールド学習では、日本の大学と比較したアメリカの大学生の学問観について調査しています。主にUCバークレーの学生に対して、自らの専攻とその後のキャリアをどのように結びつける意識をしているのかということを中心に聞き取り調査しています。アメリカの大学生は日本に比べて、その後のキャリアを想定して大学生活を送っているような印象があります。その時々の業界の動向に沿って大学生の生活や進路も流動的に変化しているという点が面白いなと思いました。
課題がかなり忙しくて自由時間はあまりないのですが、たまに時間ができた時には少し出かけに行ったり、近場の公園でサッカーをしたりしています。特に、バークレーはサンフランシスコまで数十分で行くことができる立地なのでかなり気軽に観光に行くことができます。11月には休みが少しあるので、遠出をしてみようかなとも考えています。加えて、UCバークレーは大学内のイベントも豊富で、学内でももちろん楽しく過ごすことができます。また、Language Exchangeプログラムにも参加し、日本語を教える代わりに英語と中国語を教えてもらうなどもしています。
バークレーにきてまだ1ヶ月も経たない頃に、オークランド・アスレチックスとロサンゼルス・エンゼルスの試合を見に行きました。私は昔から野球が好きで、小さい頃にはメジャーリーガに憧れていた時期もあったほどだったので、初めてスタジアムでメジャーの試合を観ることができて感激しました。また、大谷翔平選手のプレーを生で観ることもできました。試合内容もかなりの乱打戦で盛り上がりとても満足しました。アメリカには他にもアメフトやバスケなどメジャーなスポーツがまだまだあるので、今後観に行きたいと思っています。
松山 伊吹 MATSUYAMA Ibuki(環境共生学科3年)