GSコース

GSPには実践型、研修型、留学型3つのGSコースがあります。それぞれの大学生活のプランや興味の方向性に合わせて、コース選択をし、4年間の学修計画を立ててください。

実践型GSコース

日本で学び,海外でフィールド学修を行う国内で学修した専門的知識を海外の現場で応用し,その地域の人々と協働しながら実践的にグローバルイシューに取り組み,その解決を図るための能力を養います。具体的には,1週間以上の海外スタディツアーもしくは海外インターンシップがこのコースに分類されます。本コースは,1年次第4クォーター授業終了後から履修できます。

研修型GSコース

海外と日本で学び,日本でフィールド学修を行う海外での語学研修サマースクールに参加し,海外で実際に生活することで国際的な視野と外国語運用能力を獲得するとともに,日本国内でのフィールド学修を行うことで比較文化的・多元的な視点からグローバルイシューに取り組み,その解決を図るための能力を養います。具体的には,2週間以上の語学研修もしくはサマースクールに,国内フィールド学修を組み合わせて履修します。本コースの語学研修及びサマースクールは,1年次から参加できます。国内フィールド学修は,1年次第4クォーター授業終了後から参加できます。

留学型GSコース

海外の大学で学び,海外でフィールド学修を行う比較的長期間海外に滞在し,専門的知識を修得するとともに,その地域の人々との交流を通して,自らが取り組むべきグローバルイシューを発見し,その解決を図るための能力を養います。具体的には交換留学もしくは1か月,3か月,6か月などの中期留学と,現地で主体的に計画したフィールド学修を行います。本コースは,中期留学のみ1年次第4クォーター授業終了後から参加できます。(交換留学は2年生からの参加になります)

GSPの基礎知識

スタディツアー

グローバルイシューに関わる活動の現場を視察したり,現地での調査やディスカッション,発表,ボランティア活動などを行う短期間の研修のことで,体験学習を通した現地の人々との相互理解を目的としています。

インターンシップ

学生から社会人になる前に,企業などで就業経験を積むプログラムです。実務を通じて経験を積み重ね,責任をもって仕事に携わることで,内面の成長にもつながります。

語学研修

英語をはじめ,ヨーロッパの諸言語や中国語,コリア語など,様々な言語を習得するプログラムです。通常,2 週間~ 1 か月ほどの短期間に集中的に行われます。
サマースクール:長期休暇中に行われ,サマーキャンプ,サマープログラムと呼ばれる場合もあります。外国語や文化,社会に関する特定のテーマについて学修し,世界中からの参加者や現地の学生と交流を深めるプログラムです。

国内フィールド学修

「研修型 GS コース」において,国内のフィールドでグローバルイシューについて実践的に学びます。少子高齢化,外国につながる子どもたちの教育,市民と科学者の対話と協働の場づくり,アートやスポーツによるコミュニティ形成など,幅広い分野に対応したプログラムがあります。

交換留学

海外協定校の学生と交換で留学することです。神戸大学に授業料を納める代わりに,協定校での授業料・入学料・検定料を免除されます(授業料の相互不徴収)。協定校で語学だけではなく専門科目も履修し,その修得単位を神戸大学の単位に算入できます(詳しくは学生便覧を参照してください)。交換留学は休学して行うわけではありませんので,修業年限に影響しません。単位の修得を計画的に行えば,1 年間の交換留学をしても 4 年間で卒業することができます。約 1 年間の交換留学にかかる費用は,留学先にもよりますが,渡航費と生活費込みで 100 ~ 200 万円程度で,渡航費を除けば,神戸での生活費(下宿生)と大きな違いはありません。

協定校

神戸大学と協定を結んだ海外の大学のことです。交換留学の際,授業料の相互不徴収やサマースクールの協定校割引など様々な特典があります。

中期留学

交換留学ではありませんが,1 か月,3 か月,6 か月などの一定期間,語学研修や派遣先大学の専門科目が履修できる留学です。個別プログラムごとに内容が異なりますので,内容を確認の上,参加を検討してください。