2025/01/07オーフス大学から現地報告(2025年1月)【デンマーク】

GS留学型(交換)地域:欧州学科:グローバル文化

留学プログラム

部局間交換留学:オーフス大学

留学先での授業

授業は週に3つしかありませんが、1つあたりの授業時間は4時間です。先生によって異なりますが、基本的には、1時間ごとに15分休憩を挟みます。神戸大学の90分の授業に比べると長いように感じますが(実際長く感じる日もあります)ディスカッションすることが多いので退屈ではないです。しかし大変なのは、授業と授業の間の休憩時間も15分しかありません。次の授業の教室が遠かったら、移動に休み時間が全て取られます。私の場合、時間割上では月曜日に午前8〜12時まで1限、12〜16時まで2限(実際授業開始時刻は12時15分)となっていますが、移動で余裕がないため、お昼はお弁当を持ってきて、15分の休憩時間に食べていました。

フィールド学修

私のフィールド学習の計画は、12月までデンマーク人との信頼関係を深めて、彼らとの頻繁な会話によって自分のテーマに関するヒントを得ようということでした。仲良いデンマーク人が多いわけではないですが、私が連絡したらいつでも会話できるくらいの関係を築けたデンマーク人が何人かいるので、1月からはその友達に本格的にインタビューを始めていきたいと思います。

自由時間の過ごし方

デンマークでは、ランニングとベーキング、編み物をしている人をとてもよく見かけます。ランニングは、デンマークに来たばかりの一ヶ月間で何度か試しましたが、運動は自分の適性には合わないということで、日本では全然興味のなかったベーキングと編み物を始めました。不器用な自分には出来ないだろうと思っていましたが、いざやってみると楽しいし、うまくできたら達成感も味わえます。YouTubeで検索したら何でも出てくるので、動画を見ながら頑張っています。デンマーク人のクラスメイトで、編み物をしている子がいたので、その子とカフェで話しながら編み物をしたこともあります。また、デンマークを含む北欧ではNordic dipといって、冬の極寒の水(海)に入るという一つの文化があります。私も友達と行ってみましたが、とても寒くて足の感覚がなくなるような経験をしました。水に入った後はすぐ横のサウナで身体を温めることができるので安心してください。どうやら健康にもいいらしいですが、私は一度体験しただけで満足しています。

デンマーク人のクラスメイトとのカフェで編み物

デンマーク人のクラスメイトとのカフェで編み物

印象に残っていることや楽しかったこと

この報告を作成している現時点基準で、つい一昨日の出来事です。オーフスで年越しをしました。私は台湾人、オーストラリア人、日本人留学生の友達と街中に出て、人々と一緒に祝いました。大晦日のオーフスでは、人々が街中で自由に花火を打ち上げます。(日本のコンビニに売っているような花火ではなく、本当の打ち上げ花火です。)そのため、花火が同時に街の様々な所で打ち上がっている光景は驚異的です。日本の夏にある花火大会とはまた違う魅力があります。面白いのは、デンマーク人たちは、1週間前から毎日花火を打ち上げるんです(笑)夜になるとうるさくて寝られない日もありました。そして2025年になる前から休まず打ち続けていたので、カウントダウンもなく、私は2025年になったのも知らずに花火を眺めていました(笑)本当に人々のど真ん中で急に花火を打ち上げる人もいて、すぐ横にいた私たちの方向に火が飛び散ってきたときはみんなで叫びながら逃げましたが、それもまた面白い思い出です。

コペンハーゲン旅行で行ったローゼンボー城の前でハウスメートと

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李 ナウン Lee Naeun(グローバル文化学科 3年)