2024/07/19アラバマ大学(2023年度後期)【アメリカ】

GS留学型(中期)北米発達コミュニティ

留学プログラム

アラバマ大学:英語・文化研修(2024年2月中旬~3月下旬、5週間)

プログラム概要

春休みに渡航するこのプログラムでは、アラバマ大学のELI (English Language Institute) が神戸大学の学生のために授業を開講してくださり、夕方以降の自由時間では現地の友達と交流することができます。留学期間中に1週間ほどのSpring Breakがあります。授業ではAcademic Writing、Speaking & Pronunciation、American Cultureの3つのクラスが用意されていますが、各学生がGSPのフィールド学修で取り組んでいるグローバルイシュ―に即した内容で授業が進められます。また、Language Exchange Partnerという制度があり、日本に興味のある現地学生とペアを組み、お互いが希望する言語で交流することができます。インタビューなどフィールド学修がしやすい環境であったと言えます。

大学構内にある図書館

大学構内にある図書館

体験談

私は宗教問題をテーマにアラバマでGSPのフィールド学修を行いました。アラバマは宗教心の高い地域性として知られています。私自身は特定の宗教を信仰しているわけではないのですが、アラバマの人たちはそんな私に対してもあたたかく宗教観や宗教問題について教えてくれた上、日曜礼拝などにも連れて行ってくれました。日曜礼拝では教会ごとに特徴が違い、厳かに讃美歌を歌い、説教を聞くというようなものもあれば、バンドメンバーがポップな讃美歌を歌う、という若者受けが良さそうな物もあり、非常に驚きました。

英語の授業や現地学生との会話を通じて、物怖じせずに英語で人と話すことができるようになりました。授業では言いたいことが英語にできないときの対処法や実用的な表現、また現地の文化を多く学び、現地学生とのコミュニケーションでそれらを実践できました。拙い英語であっても伝える意思をもち、わからない表現や単語は教えてもらうということで、どんな人とでもコミュニケーションが取れるという自信がつきました。

アラバマの人たちは非常に暖かい性格をしています。積極的に話しかけてくれ、遠くの場所まで車で遊びに連れて行ってくれる人も多く、牧場やハイキング、1週間しか開催されない移動式遊園地などに行くことができました。今でも連絡を取り合うような友達や、中には日本に来てくれるような友達もでき、かけがえのない、非常に充実した留学となりました。

Tuscaloosa市にある、伝統的なアメリカ南部料理のレストラン

Tuscaloosa市にある、伝統的なアメリカ南部料理のレストラン

川崎弘貴  KAWASAKI Hirotaka(発達コミュニティ学科 3年)

※体験談執筆時(2024年7月)の学年を記載しています。

※2023年度後期(春休み)のアラバマ大学プログラムについては、こちらもご参照ください。https://gsp.fgh.kobe-u.ac.jp/experience/exp20230416/