西オーストラリア大学:英語研修(2024年2月中旬〜2024年3月)
このプログラムは、約7週間、西オーストラリア大学クレアモントキャンパスでの英語研修に参加するものです。授業は月曜日から金曜日まで毎日午前中にあり、ペアワークやグループワークを中心としたディスカッション・スピーキング重視の内容です。5週間1ターム制で、クラスにもよりますが、後半は連続してテストが行われ、5週目に担当教員からのフィードバックを受けられます。午後からは自由時間になるので、ホームステイ先の門限まで、大学の本キャンパスやパースの街でGSPのフィールド学修を進めたり、クラブ活動に参加したりして過ごすことができます。
私は幼少期の発達環境をテーマにしてGSPのフィールド学修を行いました。渡航前は現地の小学校や幼稚園への訪問を予定していましたが、滞在期間中に訪問できる小学校や幼稚園をなかなか見つけられず、個人的な繋がりから調査を進めました。偶然にもホストマザーが元教師の方だったので、教師の知り合いを紹介していただけて、オーストラリア・パースの状況について多くの話を聞かせていただくことができました。
西オーストラリア大学の英語研修では、授業難易度は神戸大学の英語授業とあまり差はないものの、自分の考えを発表する機会が圧倒的に多く、スピーキング・ライティングの能力が大きく成長しました。それに伴い、現地で出会う人と積極的にコミュニケーションを取れるようになり、段々と初対面での会話やグループワークへの苦手意識が無くなっていきました。趣味であるダンスを続けるために現地のダンススタジオへ通い、拙い英語でも同じ趣味を持つ人と仲良くなれたことも大きなきっかけでした。
ホームステイについては渡航前の不安も大きかったのですが、ホストファミリーと毎日会話をする中でどんどん仲良くなり、寮生活やホテル暮らしでは得られないような情報や体験を得ることができました。ホームステイという形式はフィールド学修をする上でも非常に適しており、今ではホストファミリーと出会えて本当に良かったと思っています。
(発達コミュニティ学科 3年)
※体験談執筆時(2024年7月)の学年を記載しています。