2024/04/15継承語・継承文化教育支援プログラム(2023年度)【兵庫】

GS研修型(国内)グローバル文化国内実施

国内フィールド学修プログラム

継承語・継承文化教育支援プログラム:一般社団法人神戸コリア教育文化センター(2023年10月〜2024年3月)

プログラム概要

私が半年間通った、蓮池小学校にある「オリニソダン」は韓国にルーツを持つ子供たちのための言語・文化教室です。水曜日と土曜日にあるのですが、私は毎週土曜日の午前10時〜12時の方に参加していました。オリニソダンの活動内容は時期によって異なります。秋は、12月に開かれる「オリニマダン」というイベントに向けてチャンゴとソゴ(韓国の伝統楽器)の練習をし、新年前には韓国語で年賀ハガキを書き、冬〜春の時期はハングルの書き初めやハングルカルタゲームをしたり、学年最後の回では遠足に行ったりします。休憩時間に子供たちと遊ぶ時間や、先生方、他のボランティアや保護者の方々との交流もあり、楽しいです。

チャンゴ練習

チャンゴ練習

体験談

私は朝鮮半島と韓国語に興味があるほか、日本に住む外国人として、同じく外国にルーツを持つ子供たちの教室はどんな様子か気になったので、GSPの国内フィールド学修プログラムとして「オリニソダン」を選びました。「オリニソダン」はすごくアットホームな雰囲気で様々な形で活動し、オリニソダンに通っている小学生の色んな学年の子供たちとの交流はもちろんのこと、彼らを見送ったりするかわいい妹や弟とも遊べたりするので心が癒されます。大半はみんなの勉強を見守ったり、必要に応じて手伝ったりしていたのですが、一緒にカルタゲームをしたり、チャンゴを叩いたり、韓国語の単語や韓国の伝統を勉強したりすることも多く、楽しく過ごさせていただきました。近くの「ナドゥリ」というカフェにもオリニソダンのイベントなどで行くことが多く、色々な出会いがありました。ナドゥリに来る方は本当に面白い人ばかりで、たくさん楽しいお話しを聞けます。長田区の在日コリアンのコミュニティに本当に親切にしていただきました。また気になることについても、何でも教えていただけて感謝の気持ちでいっぱいです。

ヴァーツラヴィーコヴァー・パヴラ Václavíková Pavla(グローバル文化学科 3年)

※体験談執筆時(2024年4月)の学年を記載しています。
※写真は一般社団法人神戸コリア教育文化センター様よりご提供いただきました。