2024/03/29ルーヴェン大学から現地報告(2024年3月)【ベルギー】

GS留学型(交換)グローバル文化欧州

留学プログラム

部局間交換留学(経済):ルーヴェン大学人文学部

留学先での授業について

授業は主に講義(英語開講)です。事前には修士の授業も取れると説明されましたが、実際はとれませんでした。前期は専門分野の芸術に関する3授業(前衛芸術、ヨーロッパ芸術の心理学的分析、ポピュラー音楽の歴史)を、後期は芸術と歴史学系の3授業(ヨーロッパの広範な美術史、植民地主義の歴史、ベネルクスの歴史)を履修しています。授業を通して、自分の興味を絞ることができていると思います。評価は厳しく、相当の勉強量が求められます。

ルーヴェン大学図書館閲覧室

ルーヴェン大学図書館閲覧室

ルーヴェンはオランダ語圏ですが、第二外国語のフランス語を続けたいという思いもあり、付属の語学学校で勉強しています。ベルギーの公用語のひとつでもあり、旅行に行くと使えるので日本にいるときよりも学習意欲が高まっていると感じます。しかし、周りのレベルは高く、「スピーキングやリスニングができてから文法」という日本と真逆の勉強の進め方なので、ついていけないと思うこともあります。

ルーヴェン大学キャンパス内のアーレンベルク城

ルーヴェン大学キャンパス内のアーレンベルク城

自由時間の過ごし方について

ベルギーはヨーロッパ各国へのアクセスが良いので、外国へ旅行によく行きます。今までで両手で数えきれないほどの国を訪れました。ルーヴェンに留学中の日本人学生と行くことも、ひとりでふらっと遊びに行くこともあります。神戸大学に留学しに来ていた学生や、神戸大学からヨーロッパに留学している学生と旅行先で再会することも楽しみのひとつです。

また、日本学科の学生と交流したり、日本人留学生と遊んだりもしています。日本学科の学生コミュニティは様々なイベントを企画してくれるため、交流の機会があります。話そう会というイベントや、ハロウィンの仮装大会や春に行われる花見といった季節の行事に合わせたイベントなどです。日本学科の教授が主宰する日本史の勉強会に参加したり、そこに参加する人びととルーヴェンのクリスマスマーケットに行ったりもしました。また、大学のバディプログラムで出会った学生とは、毎週スポーツセンターで様々なスポーツを体験しています。

クリスマスマーケット期間中のルーヴェン旧市庁舎

クリスマスマーケット期間中のルーヴェン旧市庁舎

磯部ほのか ISOBE Honoka(グローバル文化学科 3年)