2024/02/22ソウル国立大学(2023年度)【韓国】

GS留学型(交換)アジアグローバル文化

留学プログラム

全学協定交換留学(タイプ1):ソウル国立大学校(2023年3月〜2023年6月)

(写真1)こちらの写真は、青瓦台という、文前大統領時代まで使われていた韓国大統領府です。無料で入ることができて、5月1日の労働の日(祝日ではないが休みの職場が多い日)に行ったので人が多かったです。なかなか行けないような場所なので、とてもいい経験になりました。

青瓦台という、文前大統領時代まで使われていた韓国大統領府の写真です。無料で入ることができて、5月1日の労働の日(祝日ではないが休みの職場が多い日)に行ったので人が多かったです。なかなか行けないような場所なので、とてもいい経験になりました。

体験談

元々日韓政治関係に興味があり、ソウル大学のプログラムに応募しました。留学中は主に韓国の歴史や今の政治についてと、海外から日本がどう見られているかを学びました。履修した授業は3つで、そのうち1つが韓国語開講で言語のハードルからなかなか理解が難しかったために、ソウル大学のチュータープログラムを利用していました。神戸大学の卒論のテーマ探しをしているときに、韓国で2019年にあった日本製品不買運動に関心があったのですが、チューターさんから「ロッテと関連がある企業が不買運動の対象になっていた」という話を聞いたことをきっかけに、卒論もロッテについて扱うことにしました。現地の人との交流で発見があったので、オンラインではなく実際に留学できて本当に良かったと思います。

(写真2)景福宮で韓服(日本語で言うチマチョゴリ)の体験をしたときの写真です。着物と違って足元がスカートみたいに広がっているので、とても歩きやすかったです。ちなみにスニーカーを履いています。着物と違ってスニーカーでも分かりにくいのがいいですよね(笑)

景福宮で韓服(日本語で言うチマチョゴリ)の体験をしたときの写真です。着物と違って足元がスカートみたいに広がっているので、とても歩きやすかったです。ちなみにスニーカーを履いています。着物と違ってスニーカーでも分かりにくいのがいいですよね(笑)

さらに他の留学生との交流を通じて、自分の無意識の固定観念にも気づくことができたと思います。私は留学前に、フランス人女性の留学生がいることを事前情報として入手していました。フランス人というだけで、勝手に白人で身長が高めの女性を想像していましたが、実際に会ってみると彼女の外見は私の想像とは異なっていました。とても失礼ですが、初対面のときは本当に驚きました。話をしてみると彼女の家族はマダガスカル島にルーツを持ち、故郷はフランスの中でもスイスに近い地域で、スイスの大学に在学していることがわかりました。彼女と出会ったことで、自分が無意識に持っていた偏見に気づき、多様性について考え、私なりに発見することが多かったです。最終的に彼女が留学中の一番の親友になり、今でもインスタグラムで交流しています。

(写真3)フランス人の親友と一緒にホンデという渋谷みたいな街に行って、韓国版プリクラを撮りました。韓国では画像の加工をするのではなく、撮る前にカチューシャやぬいぐるみなどを持ちます。またポーズは自分で考えないと何も指示がありません。

フランス人の親友と一緒にホンデという渋谷みたいな街に行って、韓国版プリクラを撮りました。韓国では画像の加工をするのではなく、撮る前にカチューシャやぬいぐるみなどを持ちます。またポーズは自分で考えないと何も指示がありません。

清水 美稀 SHIMIZU Miki(グローバル文化 4年)