2024/02/17舞台芸術の現在を現場の視点から学ぶ(2023年度)【兵庫】

GS研修型(国内)国内実施発達コミュニティ

国内フィールド学修プログラム

舞台芸術の現在を現場の視点から学ぶ:神戸市民文化振興財団(2023年6月~2024年1月)

プログラム概要

2023年度のアートマネジメント講座「社会とつながる企画を作ろう~入門~」(神戸市民文化振興財団主催)に参加しました。実際に神戸文化ホールで、舞台芸術開催の運営側や企画側を見学したり、インターンシップで、運営のお手伝いをしたり、会場設営などを行うことによって、舞台芸術の現在の在り方について学び、考えを深めました。

緑のテーブル2階席の準備風景

緑のテーブル2階席の準備風景

体験談

私は、小さいころから音楽をしてきた中で、音楽や舞台芸術は興味がある人にしか楽しまれていないのではないか、もっと多くの人に楽しんでほしいという思いを持ってこの研修に参加しました。しかし、この研修でたくさんの企画を通して、様々なお客さんを対象に企画や運営を行っているのを知り、その対象とするお客さんが楽しんでもらえるよう、細かなところに配慮や工夫がなされているということに気づきました。改めて、舞台芸術は人々や社会を活性化させるために必要不可欠なものであり、神戸市文化振興財団の皆さんは多くの人に舞台芸術を楽しんでもらえるように試行錯誤されながら企画や運営を行っているということがわかりました。

今回参加した舞台芸術の企画は、これまでに私が見たことのないようなものばかりで、子どもが不安なく楽しんでもらえるように会場を明るくし、出入りを自由にしたり、聴覚障がい者の方にも楽しんでもらえるように、座席で舞台を鑑賞しながら手元で解説を読めるようにしたりなどの配慮がとても印象的でした。舞台芸術の企画でも様々なやり方があるということがわかり、幅広い舞台芸術や企画の仕方を学ぶことができました。このプログラムでの経験を踏まえて、たくさんの人に楽しんでもらえるような企画作りを自分でも考えていきたいと思っています。

こどもコンサート客席内

こどもコンサート客席内

早瀬 美海 HAYASE Miumi(発達コミュニティ学科 2年)

※インターンシップおよび客席内の写真は神戸市民文化振興財団様よりご提供いただきました。

※本プログラムの一環として、講演会・報告会を開催いたしました。「舞台芸術の現在を現場の視点から学ぶ:社会とつながる企画づくり」(2024年1月19日実施)