2024/02/02マルティン・ルター大学ハレ・ヴィッテンベルク(2023年度)【ドイツ】

GS留学型(中期)地域:欧州学科:人間発達環境学

留学プログラム

マルティン・ルター大学ハレ・ヴィッテンベルク:ドイツ語・文化研修(2023年8月~9月)

プログラム概要

学校初日に行われる小テストでおおよそA1、A2、B1にクラス分けをされ、翌日から授業が始まります。授業内容は先生によってかなり異なるようで、宿題の有無や取り扱う文章のジャンルや難易度は様々でした。8月にA2クラスに所属していた私を例に取ると、クリスマス等のドイツ文化や歴史などを題材に文章を読み、その都度必要な文法を習いました。学校では先生も学生もドイツ語を使用し、相互に質問もしますし、歌を歌ったり小プレゼンをしたりと、喋るということを重点的に練習していくイメージです。また授業内でドイツ語のゲームをしたり、課外活動で都市観光をしたり博物館や動物園に行ったりと、他国から来ている学生たちと交流する機会も多く、貴重な経験ばかりでした。

Thomaskirche

Thomaskirche

体験談

国際人間科学部在学中、元々は半年や1年の長期留学をして音楽を学ぼうと思っていましたが、新型コロナの感染拡大で断念しました。しかし留学で世界を見てみたいという思いを捨てきれず、2ヶ月と短い期間ではあるものの、大学院に進学してから本プログラムを選択しました。結果的にはとても実りの多い時間になり、行って良かったと思っています。

ドイツ語能力の向上はもちろんのこと、ドイツの文化や歴史に触れて自分の無知を知ることができ、今後の勉強意欲が掻き立てられました。また多様な国から来ている他の学生たちと交流し意見を交わしたこと、ホストファミリーと様々な会話をしたことが自身にとって1番の価値ある学びとなっています。各国の教育制度、若者事情、政治的事象についてドイツ語と英語を混ぜながらなんとか会話し、それぞれがどのように考えているのか、気持ちを抱いているのかを知りました。どれも日本にいるだけでは気づけないことばかりで大変興味深かったです。もちろん年相応の楽しい話や遊びもしましたし、かけがえのない経験と友人を得たと思っています。

帰国してからの自身の変化にあまり自覚はないですが、物事の捉え方やメンタルの保ち方が多様になったように思います。今でもホストファミリーとも連絡を取り合いますし、今後も良好な関係を保ちつつ、これらの経験を活かして日々過ごしていきたいです。

Stadtkirche

Stadtkirche

桂 杏奈 KATSURA Anna(人間発達環境学研究科 1年)

※国際人間科学部の留学プログラムの中には、国際文化学研究科や人間発達環境学研究科の学生が参加できるものもあります。