全学協定交換留学(タイプ1):ライデン大学
留学生は1学期に平均3コース履修していました。それぞれのコースにレクチャーとチュートリアルという二つの授業形態があります。レクチャーは大教室での講義を指し、チュートリアルは10人くらいの小さなクラスでディスカッションやプレゼンテーション,またチューターの授業フォローを指します。特に、チュートリアルの準備が大変でした。個人のリーディングに加えて、グループでプレゼンやディスカッションのチェアマンをする課題があり、みんなで空きコマに準備することもありました。最中は、ハードさに投げ出したくなる時もありますが、やりがいというのか、「あー今、留学っぽいことしてるなあ」という留学の意味や思考に浸ることができます。
平日は、学校で友達と勉強をしたり、同じ寮の友達の部屋に遊びに行ったりしています。週に一度、日本学科の授業のボランティアに参加したりもしていました。リーディングや勉強のリフレッシュに、最近は大学のスポーツセンターに通ったり、寮の下で縄跳びをしたり、運動も楽しんでいます。
週末は暇があると、旅行をするようにしています。オランダはアクセスがよく、電車やバスで他のヨーロッパの国に簡単に行くことができます。また、オランダ国内で日帰り旅行をすることもあります。春には名物とも言えるチューリップがみれるとのことで楽しみです。
1ヶ月目は見通しを立てずに行動していて、間違ったパリ行きのチケットを購入したり、勧められたサブスクリプションを登録したり、今振り返ると使わなくていいところでたくさん使ってしまった印象です。最近は、住むことや状況にも慣れて、旅行や遊びなど使うところは使い、セーブできるところはセーブして生活できるようになったと思います。
印象に残っていることは、学期末に、「自由時間の過ごし方について」でも紹介したボランティアにて、日本学科の先生・生徒さんから色紙とプレゼントをいただいたことです。英語で日本語を教えるなかで、うまく伝えられているか不安に思いながら半期を終えましたが、最後に温かい言葉をいただけて嬉しかったです。
奥井ひらり OKUI Hirari(発達コミュニティ学科3年)