全学協定交換留学(タイプ2):バーミンガム大学
授業を3種類履修していて、それぞれ2時間のレクチャーと1時間のセミナーがあります。レクチャーはいわゆる講義で、先生が一方的に話す時間が長いですが、たまにディカッションがあります。セミナーでは先生はほとんど介入せず、事前に提示されている問題を学生同士で考えたり、あるトピックについてディスカッションをしたりします。海外の学生は積極的に発言すると聞いていましたが、皆がそうではなく、現地学生の中には全く議論に加わってくれない人もいて、日本と似たような雰囲気があるように思います。授業によっては留学生の方がよく発言しているという状況もありました。各授業毎週20~30ページのリーディングが課されます。
授業に関する部分で書いたようにリーディングの量が多いため、平日はリーディングに時間を費やすことが多く、セミナーに備えて予習や復習もします。また、安いスーパーが少し離れたところにあるため、買い物がてらよく散歩をします。また、Society(日本のサークルのような活動)に複数参加していて、毎週固定の時間に参加するものや不定期開催のものなど色々な形があるので、できるだけ顔を出すようにしています。週末はバーミンガムを探索したり、イギリス国内やヨーロッパへ旅行に出掛けたりすることもあります。
毎週金曜日にTea Societyに参加しています。出入りが自由で、ある部屋に集まって紅茶を飲みながら自由にいろんな人と話すという緩い活動ですが、その中で出会った友だちと話すのが毎週の楽しみです。イギリス、アメリカ、カザフスタン、オマーン、日本という非常に多国籍なグループで、戦争や宗教、環境問題などの深い話から、映画や音楽に関する日常会話など、色々なことが話題に上がります。特に深い話題になると自分はなかなか意見を出せないため、同じくらいの年齢なのに友だちの知識量にいつも驚かされて、勉強になります。
尾上由季 ONOUE Yuki(グローバル文化学科 3年)