2023/10/16JNU 2023 short-term Korean Language and Culture Program 済州国立大学校(2023年度)【韓国】

アジア環境共生

プログラム概要

まず韓国語の授業は、文法を学ぶクラスに参加しました。授業は韓国語を使って行われ、読む・書く・聞く・話すの 4 技能全てを鍛えることができました。私のクラスには、中国1名、香港1名、タイ1名、日本3名(自分含む)がいて、各自の文化について話したり、討論したりする時間もあったので、多様な文化の違いや類似点に触れることができ、興味深かったです。それぞれの国の昔話や慣習について作文を書くこともあり、日本のことをもう一度調べる良い機会にもなりました。最後の授業では自分の国の紹介や母国語のレッスンなど、自由なテーマで1人10分の発表を行いました。ただ教科書を用いて学習するだけでなく、 自分の意見を述べる機会が多くあったことにより、より実践的な韓国語能力を身に付けることができました。

プログラム修了式後に撮った自分とクラスメイトの写真

修了式後

文化研修では、韓服体験、海女体験、天然染色体験、エコランドとアクアプラネットでの観光がありました。全ての文化研修で先生と済州大学校の学生(ティーチングアシスタント)がサポートしてくれました。文化研修中やバスでの移動中にお話しすることができ、現地の方と韓国語で話すこともできました。また、文化研修では別のクラスの学生とも話をすることができ、交流の輪を広げることができました。

体験談

私は去年に高麗大学校インターナショナル・サマー・キャンパスに参加し、約 4 週間韓国語の授業をオンラインで受講していましたが、 そのプログラム以外で韓国語を使って交流をしたことがほとんどなく、海外に行ったこともありませんでした。そのため、プログラム参加に際して少し不安がありました。しかし、授業では先生が丁寧に解説をしてくださり、分からないところも聞きやすい雰囲気だったので、授業内容をしっかり理解することができました。私はこれまで 4 技能のうち書くことと話すことに対して特に苦手意識を持っていたのですが、作文や発表を行った際に間違えている箇所を指摘してくださるだけでなく、良い部分もいくつも見つけてくださるので、少し自信を持てるようになりました。他の参加者たちの中には大学で韓国語を学んでいたり、韓国の大学に留学中だったり、将来韓国語の先生になりたいという学生もいましたが、それ以外の参加者もとても積極的に発言し、韓国語を上達させようという意思を感じることができたので、私も気持ちを引き締めて韓国語学習を行うことができました。親身になってサポートしてくださる先生方と切磋琢磨しあえるクラスメイト達のおかげで、2週間という短い期間でも大幅に韓国語の運用能力を高めることができたと思います。先生が仰っていた「今は人によって韓国語がどれだけできるかは違うけど、大事なのは次会った時にどうなっているかだ」という言葉を心に留めて、これからも韓国語の学習を続けていきたいです。

休日にクラスメイトと行った世界自然遺産の城山日出峰

城山日出峰

長濱永実 NAGAHAMA Eimi(環境共生学科3年)

※本プログラムはGSPではありませんのでご注意ください。済州国立大学校は本学部の部局間協定校です。交換留学を検討する際の参考にしてください。