*English follows Japanese.
ウェスタン・シドニー大学(2023年9月、16日間(移動日含む))
シドニー・オリンピックパーク・キャンパスで開講されている、English for Academic Purposesという10 週間コースの 7、8 週目に参加しました。初日に受験したPlacement test(エッセイと解答記述式のリスニング)の結果をもとに、EAP1~4(4が一番上)の4 つのクラスに振り分けられ、私はEAP4-Bのクラスに所属しました。15人中私を含めて3人が日本人(神戸大2、他大1)でした。授業は全てオンライン上のテキストに沿って進められ、週末に課題提出が1回ありました。授業内容は、1週目が、あるビジネスについてグループで分析し、その分析に基づいて、個々人で、そのビジネスの活動を向上させる方法の提案を書くというもの、2週目が、persuasive analytical essayと題し、いろいろなテーマについて説得力のある論理的なエッセイの書き方を学ぶというものでした。
幼い頃から海外留学に憧れており、国際人間科学部を志望した理由の一つが、在学中に1回は留学に行くというGSP プログラムの存在でした。高校生の時、パンデミックによって渡航制限がかかったこともあり、次いつまた渡航できなくなるか分からない、それならば行けるうちに行きたいと、1年生の夏休みでの参加を決意しました。多文化共生教育に関心があり、多民族・多文化国家と言われるオーストラリアにおける共生社会の実態を知りたいと思ったこと、英語が得意だったためアカデミック英語を学んでさらに英語力を向上させたいと考えたことから、ウェスタン・シドニー大学への参加を決定しました。
大学では、クラスメイトにできるだけたくさん話しかけることを心掛けました。そんな中、ほぼ全員が、初対面での会話の時、まず初めに、“What’s your major?”と尋ねてくることに気付きました。グローバルな世界では、自分自身が何を専門としているのか、言い換えれば、自分の強みは何かが問われるということを実感しました。みな将来のビジョンを明確に持っており、同世代として、大きな刺激を受けました。
今は、グローバル化が進み、海外旅行が身近なものになっていますが、大学に通い、ホームステイをするというのは、大学生の留学だからこそできる、とても貴重な機会だと思います。 オーストラリアは、非常に多様な人々が暮らしており、良い意味で、目から鱗が落ちる経験がたくさんできると思います。
I decided to participate in the English for Academic Purposes course at Western Sydney University in Australia because I was interested in multicultural education. Australia is called a multiethnic nation, and I wanted to find a clue about how people could live in harmony with those with different backgrounds. In the university, I tried to talk to my classmates actively. During the conversations, I realized everyone asked me about my major. I understood that in the globalized world, what is our strong point is put more emphasis on. All of my classmates had a clear vision of their future, and I was encouraged by them. Now it is easier to travel abroad. However, attending university and staying with a family in foreign countries is an invaluable opportunity and experience, especially for university students. There are so many diverse people anywhere you go in Australia. I hope you can broaden your perspective on this program! I am grateful to every person who helped me a lot.
(子ども教育学科 Child Education, 1年 1st year student)