フランスとベルギー:文化研修プログラム(2024年度)【フランス ベルギー】

プログラム名

フランスとベルギー:文化研修プログラム(2025年3月5日〜3月18日、14日間)

プログラム概要

「芸術文化と日欧交流」(ベルギーとフランスを中心に)をテーマとし、協定校のブリュッセル自由大学・ルーヴェン大学(ベルギー)とグルノーブル・アルプ大学(フランス)の日本学科学生との合同セミナーを行い、英語またはフランス語(日本人学生)、日本語(訪問校学生)での研究発表・ディスカッションや交流を行います。またブリュッセル、パリ、グルノーブルなどでの芸術文化施設や史跡・街についてのフィールドワークを行い、異文化理解を深めるプログラムです。

体験談

【体験談①】

①現地交流の意義 ②言語学習への気づき ③想定外の学び の三点から、私の経験を共有します。はじめに、今回の研修で最も印象に残ったのは、現地の人との出会いです。料理や景色の感動は所詮一回性なのに対し、人との出会いは帰国後も長続きする貴重な財産です。本研修は出会う学生は日本に興味を持っている子が多いので、話もしやすいですよ。また、フランス語未履修の人でも積極的に参加してほしいです。私自身も未履修で応募時は語学への関心も高くありませんでした。ですが、現地ではフランス語に触れる中で学習意欲が芽生え、それだけでも価値がありました。加えて、ヨーロッパの学生は英語は話せて当たり前の印象だったので、私もこれからプラス一言語習得したいと思っています。最後に、本研修には想定外の学びが溢れています。留学という言葉に身構える人もいるかもしれませんが、心配は無用です。明確な目的がなくても、最終的に必ず得るものがあります。また、私自身、心理学専攻で研修テーマとは分野が異なりましたが、多くの学びを得ることができました。明確な目的がなくても、バックグラウンドが研修テーマと遠くても臆せずアプライしてみてください。

中野 篤史 NAKANO Atsushi(発達コミュニティ学科 4年)

【体験談②】

私がこのプログラムを選んだ理由は、フランスに関心がありずっと訪れてみたいと思っていたからです。第二外国語でフランス語を選択していたこともあり、それを活かせられる機会があるのも魅力的でした。ベルギーについては、正直なところ場所すらよく知らないほどでしたが、研修後にはもう一度訪れたいと思えるほど大好きな国になりました。
研修はベルギーから始まり、現地の学生との交流が特に印象的でした。彼らは多言語学習に積極的で、日本よりも言語への意識が高いと感じました。学生との会話では、英語7割日本語3割くらいの印象でした。私は英語がとても苦手でしたが、日本語も交えながら楽しく会話することができました。学生も積極的に話してくれる人が多く、日本に帰ってからもSNSで話すような友達ができ、とても嬉しいです。夏に日本に留学すると話していたので、ぜひ会って案内したいと思っています。
そしてフランスについて。フランスでは多くの美術館を巡り、色々な観光地を訪れました。私は海外自体が初めてだったこともあり、目に映るものすべてに感動する毎日でした。自由時間も多く、研修後は現地解散だったため、自分の行きたい場所をたくさん巡ることができました。治安が不安でしたが、幸いスリや危険な目に遭うことこともなく安心しました。
現地での素敵な出会いや、引率の先生方、一緒に研修に参加したみんなのおかげで、一生の思い出となる経験ができました。

桜 華乃 SAKURA Kano(こども教育学科 2年)

【体験談③】

私がこのプログラムに参加しようと思った理由は、正直に言うと「GSP」という貴重な機会を活かして、ヨーロッパに行ってみたいという気持ちがあったからです。もちろん、現地で芸術に触れたいという思いもありましたが、当初はそれについて深い知識があったわけではなく、むしろヨーロッパの人々や街並み、文化に触れることで何か刺激を得たいという気持ちが強かったです。この研修の魅力は、現地の学生と関わる機会が多いこと、そして「現地集合・現地解散」であるように自由度が高いことにあると思います。私はこの柔軟なスケジュールを活かして、研修前にイギリスを、研修後にはイタリアを訪れ、約1か月間にわたってヨーロッパに滞在することができました。
また、研修期間中も自由時間を積極的に活用し、できるだけ多くの場所に足を運ぶことで、この研修がより実りあるものになったと実感しています。私は海外を訪れるのが今回の研修で初めてだったため、一人で行動する際には不安もありましたが、現地の人々の温かさに助けられ、かけがえのない経験を得ることができました。本当にこの研修を通して、さまざまな刺激を受ける中で、何事にも挑戦する姿勢や、自信が少しずつ身についていったように感じています。最後になりましたが、引率してくださった先生方、また、研修を共にした仲間たちには感謝しかありません。

柴山 優輝 SHIBAYAMA Yuuki(環境共生学科 2年)

【体験談④】

このプログラムを選んだきっかけは、「おしゃれそう」だったからというのが大きいです。あとは、六甲祭実行委員会という組織で委員長を務めている関係で長期で離れられないため短期でなければならなかったということもあります。志望動機もこの「おしゃれそう」ということを言語化して書いたと思います。このプログラムの魅力は、2カ国以上の国に訪れることができる点だと思います。自分たちは、前乗りで行ったイギリスを含めると3カ国に行ったのですが、どの国もそれぞれ違っていてその発見をするたびに刺激的でワクワクしました。イギリスは美術館が無料ですごく力を入れているのだと発見できたり、フランスはバスの運転手が無賃乗車してもいいよと言ってきて適当な国だなと思ったり、ベルギーはワッフルとチョコが美味しかったりと様々な国の文化を短期間で吸収できることはすごく魅力的だと思います。
現地の学生との交流も楽しかったです。授業中はもちろんのこと、授業終わりに散策したり、みんなで食事に行ったり、バーに行ったりする中でコミュニケーションを取るのがすごく楽しかったです。学生以外でも、道に迷っていたら助けてくれたり、1人でご飯を食べてた時に隣の席の人が奢ってくれたりみんな優しくて感動しました。
すごい楽しいことばかり書いてて本当か?と思われるかもしれませんが、本当に楽しいことしかなくて、短期でGSPを考えている人には是非応募してみて欲しいなと思います。

越峠 遼大 KOSHIDAWA Ryota(グローバル文化学科 2年)

※プログラム参加当時の学年を記載しています。